品川で「ルーブル作品」鑑賞 大日本印刷が開設

 大日本印刷と仏ルーブル美術館は25日、同美術館の所蔵作品を展示するとともに、ルーブルが監修した作品情報を最新技術で提供する鑑賞スペース「ルーヴル−DNP ミュージアムラボ」を、東京都品川区のDNP五反田ビルに開設すると発表した。チケットに内蔵されたICタグに登録した言語で音声案内するなど、次世代の鑑賞方法を実践する。

 鑑賞スペースは30日に開設。第1弾として展示されるのは、19世紀の画家ジェリコーの「銃騎兵」。作品の関連情報は大日本印刷のタッチパネル式大型ディスプレーでも楽しめる。音声は日本語、英語、フランス語から選択し、ICタグ内蔵のチケットに登録。そのチケットを専用機器に乗せると説明が聞ける仕組みだ。

 開設期間は3年間で、年2回、作品を入れ替える。見学は無料だが、インターネットなどで予約が必要。

(10/25 23:27)

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